健全な法治国家のために声をあげる市民の会

田代検事およびその上司に対する刑事告発について

2011年12月15日の陸山会公判で明らかになった、田代政弘検事が、石川議員取り調べに関して事実と異なる捜査報告書を作成し、その虚偽報告書が検察審査会に資料として提出された件に関しまして、当会では、2012年1月12日、田代検事を虚偽公文書作成及び行使罪で、さらに、その報告書を作らせ、検察審査会に提出した人物を、被疑者不詳で偽計業務妨害で、最高検察庁に刑事告発いたしました。この告発は、1月17日付けで東京地検刑事部に回送され、同日、受理されました。

この事実は、その取り調べの内容が、石川議員によって、ICレコーダーで録音されており、という動かぬ証拠があったことから、その捏造が明らかになるという異例の展開を見せました。

2010年秋に当会が行った前田恒彦元検事告発は、検察官の証拠改竄という重大な問題とはいえ、前田本人はすでに証拠隠滅罪で逮捕起訴されているという状態だったので、論点は、法律解釈上の問題で、また、この改竄されたフロッピーディスクは、実際には証拠として使われなかったため、ある意味では実害がなかったともいえます。しかし、今回の、田代検事の捏造報告書問題は、検察審査会において、起訴相当議決の大きな要因になった可能性があり、法廷で問題になったにもかかわらず、前田元検事の件以上に重大な問題があるにもかかわらず、検察が捜査の動きを見せなかったことから、告発に踏み切ったものです。

この法廷での田代検事の「三ヶ月前の取り調べや本と混同した」という言い訳は、現役の検事としても、常識的にありえない間違いであるだけではなく、田代検事が言及した本は、報告書が書かれたより後の、2010年の12月10日に出ていただけではなく、その書籍「実録 政治vs.特捜検察 (文春新書)  塩野谷晶著」113頁で、

石川 私の場合はむしろ副部長に涙ながらに諭されたことがありました。「あんた、真実を言わないで、(あなたに投票した)十一万八千六百五十五人の有権者に申し訳ないと思わないのか」と。

塩野谷 わかります。わかります。

石川 あれは一番効きましたね。いや効いたっていう意味は、なんで信じてくれないんだろうとショックを受けるわけですよ。だから土下座もしましたよ。「五千万は断じてもらっていません。もう勘弁してください」って。向こうが涙を流してくるから、こっちは土下座しかないなと思って。涙腺は強い方なんで、ほとんど泣けないもんですから。

という会話が収録されている。つまり、田代検事は、自分ではなく上司の吉田副部長がだいぶ前にやった取り調べの文言を、そっくりそのまま、しかも、結論だけ180度変えて記憶していたというトンデモなことになってしまうのです。
つまり、どう考えてもありえない記憶混同なのです。

しかも、検察関係者によれば、起訴後の取り調べそのものが、通常、検察で行われるものではないということです。
すなわち、それが、田代検事一人でできるわけがない、これは組織的な犯罪であると考えざるをえない。また、前年12月16日、前田元検事が小沢氏公判で「検察審査会への証拠の一部が抜かれていた」という驚くべき件を証言したことにも基づきまして、検察審査会を騙し正しい判断を下せない状況にしたという点で、被疑者不詳で、偽計業務妨害での告発も行わせていただきました。

最高検察庁宛告発状
プレスリリース

2012/1/13

前日の刑事告発に関して、時事読売産経朝日ニコニコニュース各社で、報道。

しかしながらその一方で、本日付毎日新聞で、明らかに読者のミスリードを誘う、まったく事実と異なる報道

毎日新聞宛抗議文

2012/2/7

東京地裁が、陸山会事件の審査に関して、検察が検察審査会に送付した資料のリストの開示などを求めた公文書照会に、東京地検は回答拒否

2012/2/9

2月5日付朝日新聞で「田代検事の報告書と録音の食い違いが何カ所もある」ことが大きく報道され、また7日に、東京地裁が検察審査会への資料のリストの開示などを求めた公文書照会に、東京地検が応じなかったことを受け、当会で東京地検刑事部に捜査要請書を提出。

捜査要請書
プレスリリース

2012/2/17

陸山会事件公判にて、東京地裁、石川議員の供述調書等大量の証拠却下。田代政弘検事の取り調べは「虚偽供述に導く危険性が高く、違法不当だった」「供述を迫るため、複数の検事が圧力をかけていたことをうかがわせる」と、違法かつ組織的なものであったことを示唆したほか、報告書の記憶違いについても「にわかには信じがたい」と断定。また、指定弁護士に資料開示を勧告。

2012/2/21

指定弁護士、小沢弁護団に、検察が検察審査会に送付した資料開示。

2012/2/21

東京地裁での証拠却下の裁定が下されたことに鑑み、当「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」、東京地検刑事部に再度の捜査要請書を提出。

捜査要請書
プレスリリース

当会副会長加藤のインタビュー

2012/2/24

東京地検刑事部、虚偽報告書問題で、田代検事を事情聴取
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012022402000186.html

2012/3/2

読売新聞が、東京地検特捜部検事が作成した捜査報告書に虚偽の記載があった問題で、地検が問題発覚の約1年前にこの事実を把握しながら、十分な調査を行わず放置していたことを報道
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120301-OYT1T01239.htm

2012/4/2

当会に、田代検事の作成したもの以外にも捜査報告書が存在し、それらが検審に提出されたという情報が寄せられたのを受け、告発の捜査の進展および田代報告書以外の報告書の存在の有無について、当「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」、東京地検刑事部に、質問状を提出。

質問状

記者会見 & 八木啓代緊急インタビュー・ダイジェスト

2012/4/16

東京地検刑事部から回答がないため、当「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」、田代虚偽報告書に関与し、また、それ以外の報告書についても何らかの責任があると推定される、田代検事の上司5名(佐久間元特捜部長・大鶴元地検次席・吉田元副部長・斎藤副部長・木村主任検事)宛に公開質問状を提出。

質問状

記者レク映像

2012/4/19

月刊FACTA、田代検事以外の5通の捜査報告書が存在したことをスクープ。さらに、そのうちの斎藤副部長による報告書が、検察審査会議決書にそのまま引用されていたことを指摘。

月刊FACTA:小沢を嵌めた東京地検のワル

2012/4/24

週刊朝日も、田代検事以外の5通の捜査報告書が存在したこと明記。田代以外の報告書が、明らかに検審を誘導する目的で作られた疑惑を指摘。

週刊朝日:小沢一郎を陥れた検察の「謀略」

2012/4/25

当「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」、佐久間達哉元特捜部長、大鶴基成元次席、木村匡良元主任検事、斎藤隆博特捜副部長、吉田正喜元副部長を偽計業務妨害、田代政弘検事を偽証、堺徹特捜部長、斎藤隆博特捜副部長を犯人隠避で、告発状を提出。同時に、すでに告発済みの田代政弘検事の虚偽公文書作成および行使に関して、告発事実補充書を提出。

最高検察庁宛告発状

八木啓代インタビューと記者会見映像

2012/4/26

小沢氏無罪判決。
判決の中で大善裁判官は、「検察官が、公判において証人となる可能性の高い重要な人物に対し、任意性に疑いのある方法で取り調べて供述調書を作成し、その取調状況について事実に反する内容の捜査報告書を作成した上で、これらを検察審査会に送付するなどということは、あってはならないことである。」「検察官が任意性に疑いのある方法で取調べを行って供述調書を作成し、また、事実に反する内容の捜査報告書を作成し、これらを送付して、検察審査会の判断を誤らせるようなことは決して許されないことである。本件の証拠調べによれば、本件の捜査において特捜部で事件の見立てを立て、取調べ担当検察官は、その見立てに沿う供述を獲得することに力を注いでいた状況をうかがうことができ、このような捜査状況がその背景になっているとも考えられるところである。しかし、本件の審理経過等に照らせば、本件においては事実に反する内容の捜査報告書が作成された理由経緯等の詳細や原因の究明等については、検察庁等において、十分調査等の上で対応がなされることが相当であるというべきである。」 と、検察を厳しく批判、究明を求める。

判決要旨

2012/5/5

5月2日付で、当会に、ロシアのファイル共有サイトから、ロシア語と日本語のメール2通が届き、rep1.pdfというファイル名の、田代・斎藤・木村氏の報告書らしいもの、またishi.pdfというファイル名の、石川議員の取り調べ録音反訳全文らしいものがリンクされておりました。 当会としては、先日の告発に伴い、すでに、これらの報告書の存在を確認するために質問状を二回にわたって最高検や当時の田代検事の上司宛に送っており、誠意のある回答をいただけなかったことから、告発をし、また、資料提供を呼びかけてまいりました。
したがいまして、これらの文章が送られてきた動機と目的は、当会の活動に関連するものであると解釈し、その上で、真偽を確認するために、5月3日朝、当会会長八木のブログに、リンクを公開いたしました。

結論から申しますと、その数時間後に、有田芳生参議院議員が、これらの書類を本物と確認され、さらに数時間後、郷原弁護士も本物と確認してくださいました。

ロシアのサイトからのダウンロード

簡単ダウンロード

2012/5/7

当会が1月25日に出した告発状が、最高検で受理されたとの連絡を、最高検事務課からいただきました。地裁刑事部ではなく最高検で受理ということは、最高検による捜査が行われることに期待したいと思います。これを受けまして、この件とファイル流出の件で、記者レクを行いました。

2012/5/9

当会が4月25日に出した告発状が最高検で受理されたことを受け、当会が1月12日に出した田代検事を虚偽公文書作成および行使で出した告発も、東京地検刑事部ではなく最高検で移送され、捜査されるよう、移送申立書を提出いたしました。

2012/5/16

第二回新政研勉強会「国民と司法の関係について」にて、東京地検特捜部のねつ造報告書問題とファイル流出問題について解説させていただきました。

2012/5/24

陸山会事件裁判におきまして、裁判所からも「本件においては事実に反する内容の捜査報告書が作成された理由経緯等の詳細や原因の究明等については、検察庁等において、十分調査等の上で対応がなされることが相当であるというべきである。」という強い意向が判決文で示され、また、田代検事の報告書が個人的犯罪ではないということの証拠となる他の報告書が流出したことを受けまして、本日、佐久間達哉元特捜部長、木村匡良元主任検事、斎藤隆博特捜副部長を虚偽公文書作成および行使の共犯として、刑事告発いたしました。

また、司法記者クラブにて、記者会見を開催し、多くの大手メディア、フリージャーナリストの方々の取材を受けました。

告発状はこちらからご覧ください。

最高検察庁宛告発状

八木啓代インタビューと記者会見映像

2012/5/25

本日、当会が前日の5月25日に出した告発状が、最高検で受理されたとの連絡を、最高検事務課からいただきました。また、5月9日付けで出していた田代検事の移送申立書も本日付で最高検で受理したとのことです。これをもちまして、虚偽報告諸問題がらみの当会からの刑事告発はすべて、最高検扱いとなりました。田代検事の不起訴がほぼ決定したといわんばかりの報道が流れている中とはいえ、捜査担当が変わることで、改めてきちんとした捜査が為されることに期待したいと思います。

2012/5/29

本日12時、参議院議員会館講堂にて「司法改革を実現する国民会議」発足式をおこなうと共に、法務大臣と検察庁に対する緊急アピールを満場一致で採択し、その後、その足で法務省と検察庁に赴き、申し入れを行いました。

繰り返しますが、私たちの会は、いかなる意味でも特定の政治家を支援・支持するものではありませんが、田代検事不起訴報道が流れ、なし崩しに事件が闇に葬られる可能性がある中、この問題を究明し、今後の再発を防ぐためには、立法府との連携が必要であると感じ、今回、この国民会議に協力することにしたものです。

アピールの概要は、以下の通りです。
  1. 検察庁法第14条に基づいて、この会の検察不祥事に関して、法務大臣に適切な指揮監督を要請するとともに、もし、大臣がどう具体的に対処するのかを文書で回答頂きたい。
  2. もしも田代検事が不起訴である場合、同時に最高検の調査結果を、司法記者クラブだけではなく、当国民会議の代表を含む議員や有識者、フリージャーナリストの前でも、即日、説明をおこなっていただきたい。
  3. 法務大臣がどうしても第三者による検証をやらないのであれば、国会において、町道派の議員と有識者によって構成される調査委員会を作ることを提案する。

アピール文ダウンロード

映像

2012/6/8

小川法務大臣が退任となり、滝新法務大臣が就任されたことを受け、本日11時、森ゆうこ参議院議員、玉城デニー衆議院議員と共に、法務省大臣室に赴き、改めて申し入れを行い、その後、司法記者クラブで会見を行いました。

アピール文ダウンロード

2012/6/14

6月8日付け日本経済新聞にて、「斎藤報告書が佐久間元部長によって作成されていた事実が明らかになった」ことが報道されたことを受けまして、佐久間元部長、斎藤副部長を虚偽有印公文書作成及び行使で刑事告発いたしました。

また、司法記者クラブにて、記者会見を開催し、多くの大手メディア、フリージャーナリストの方々の取材を受けました。

告発状はこちらからご覧ください。

最高検察庁宛告発状

映像

2012/6/21

6月19日付朝日新聞で、佐久間元部長が「上級庁の東京高検などから『小沢氏が関与したとする証拠が強調され過ぎている』と指摘を受けた。元部長は裁定書を書き直した際に省いた部分を、副部長名の捜査報告書に盛り込んだ」という信じられない報道が出たこと、さらに、翌20日付の読売新聞で「田代検事を停職、佐久間元部長を戒告」というきわめて軽い処分のみで済ませようとしていることが報じられたことを受け、本日、滝実法務大臣に対して、第三者による捜査を行うよう、要請書を提出いたしました。

法務大臣宛要請書ダウンロード

2012/6/27

当会は、陸山会事件における、田代政弘検事を虚偽有印公文書作成及びその行使について告発していましたが、この度、検察は、動かぬ証拠があるにもかかわらず、田代および作成を命じた上司たちを不起訴とし、また、非常に軽い行政処分のみで終わらせようとしています。
このことは、検察の自殺行為といっても過言ではなく、国民の司法に対する信頼と我が国の法治国家としての基盤を根底から揺るがすものです。
当会としてはこれを到底容認できるものではなく、今回の処分決定に強く抗議します。

これまで、当会は、検察組織の自浄作用に期待していましたが、残念ながらそれが不可能であることが判明した今、次なる行動に向けた準備を粛々と進め、今後もねばり強く闘っていきます。

最高検調査報告書「国会議員の資金管理団体に係る政治資金規正法違反 事件の捜査活動に関する捜査及び調査等について」ダウンロード

当会では、本日、笠間検事総長以下、最高検・東京高検・東京地検の当時の幹部6名を、犯人隠避で刑事告発し、司法記者クラブにて、記者会見を開催し、多くの大手メディア、フリージャーナリストの方々の取材を受けました。なお、当会では、田代検事他の検察審査会への申立のほか、6月27日に出ました最高検の調査報告書そのものが犯人隠避であるという認識のもと、追加で告発を検討していることも表明いたしました。

告発状はこちらからご覧ください。

最高検察庁宛告発状

映像

2012/7/1

田代検事および上司の不起訴処分に関するメディア報道のリンク集を作成いたしました。
http://shiminnokai.net/link.html

2012/7/2

当会では、本日、笠間検事総長以下、最高検・東京高検・東京地検の当時の幹部6名を、犯人隠避で刑事告発し、司法記者クラブにて、記者会見を開催し、多くの大手メディア、フリージャーナリストの方々の取材を受けました。なお、当会では、田代検事他の検察審査会への申立のほか、6月27日に出ました最高検の調査報告書そのものが犯人隠避であるという認識のもと、追加で告発を検討していることも表明いたします。

告発状はこちらからご覧ください。

最高検察庁宛告発状

映像

2012/7/6

当会が2日付けで提出いたしました、笠間検事総長以下、最高検・東京高検・東京地検の当時の幹部6名に対する犯人隠避の告発状は、本日付けで最高検で受理されました。

2012/7/17

当会が2日付けで提出いたしました、笠間検事総長以下、最高検・東京高検・東京地検の当時の幹部6名に対する犯人隠避の告発状は、本日付けで最高検で不起訴にしたとの連絡を頂きました。すでに検察に自浄努力がないことは明らかになっておりますので、当会といたしましては、この不起訴決定、および、最高検の調査報告書そのものが犯人隠避行為であるとの認識のもと、 粛々と、国民目線によるこの事件の全貌解明のため、検察審査会への申立の準備をしているところでございます。

処分通知書(当会に届いたもの)

2012/8/23

6月27日の不起訴処分を受けまして、本日、当会では、田代政弘元検事を虚偽有印公文書作成及び行使と偽証、佐久間達哉元特捜部長、木村匡良元主任検事を虚偽有印公文書作成及び行使の共犯で、検察審査会に申し立てを行い、同日、平成24年第14号事件として受理されました。

申立書
別紙 最高検報告書の不当性と本件の明白性
別添資料1 田代報告書と石川議員反訳対照表
別添資料2 実際の取調べ状況対照表
別添資料3 最高検報告書対照表
別添資料4 「田代報告書及びインターネットに流出した計7通の報告書」(公開済のものです)
別添資料5 「石川議員録音反訳書」(公開済のものです)
別添資料6 「石川議員回答書」
別添資料7 東京地裁決定が認定した平成22年5月17日の取調べ状況(抜粋)
別添資料8 東京地裁決定が認定した勾留中の取調状況(抜粋)
別添資料9 平成24年4月26日政治資金規正法違反被告事件判決要旨(抜粋)
別添資料10 不起訴に関する各紙新聞報道、社説等

2012/8/28

当会の審査申し立ては、8月23日付けで、東京第一検察審査会で平成24年第14号事件として受理されていることがわかりました。

2012/9/27

田代報告書の日付と最高検報告書との間に看過しがたい重大な矛盾を発見したことから、この件に関しまして、告発と追加の申立補充をいたしました。また、検察審査会には、追加資料として、検察審査員11名+補助弁護士向けに毎日新聞社刊「検察崩壊」12冊を提出いたしました。

告発状と申立補充書はこちらからご覧ください。

映像

2012/9/28

当会の前日の告発は、9月28日付けで、受理されていることがわかりました。

2012/11/9

当会が9月27日付けで提出いたしました、田代政弘元検事、佐久間達哉元特捜部長、木村匡良元主任検事への虚偽有印公文書作成及び行使(期ズレ問題に関して)の告発状は、本日付けで最高検で不起訴にしたとの連絡を頂きました。すでに、この件は、検察審査会には追加申立は行っております。

処分通知書(当会に届いたもの)

2012/12/25

東京第一審査会からのご示唆もあり、11月9日付けで不起訴になった、田代政弘元検事、佐久間達哉元特捜部長、木村匡良元主任検事への虚偽有印公文書作成及び行使(期ズレ問題に関して)の告発状は、本日付けで改めて、検察審査会に正式な申立を行いました。

申立書

2012/12/30

当会の審査申し立ては、12月25日付けで、東京第一検察審査会で平成24年第16号事件として受理されていることがわかりました。

2013/4/22

当会の検察審査会審査申し立ては、4月19日付けで、田代政弘元検事に不起訴不当議決が出ていることがわかりました。

検審議決書

2013/4/23

検察審査会の補助弁護士をつとめた澤新(さわ・あらた)弁護士の中立性・公正性に重大な疑惑があることが判明いたしました。以下の記事をご参照下さい。

Yahoo!ニュース 江川紹子「検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130422-00024521/

いまにしのりゆきBLOG:「検察審査会の補助弁護人はあきまへんで!」
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/27052931.html

BLOG 八木啓代のひとりごと:「田代元検事不起訴不当議決! その裏の大きな疑惑」
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-684.html

また、これまでの経緯及び、この件に関しまして、八木代表が、IWJのインタビューを受けました。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/75653

2013/5/7

当会では、澤新弁護士を補助弁護士に推薦した東京弁護士会に対して、公開質問状を提出いたしました。

東京弁護士会宛公開質問状

2013/5/11

東京弁護士会から回答を頂きました。

東京弁護士会からの回答

2013/5/15

東京弁護士会の誠意のない回答書に対しまして、再質問状を、また、最高検察庁宛に捜査要請書、東京第一検察審査会宛に情報開示請求書を提出し、司法記者クラブにて記者会見をいたしました。

東京弁護士会宛公開質問状(再)

最高検察庁宛捜査要請書

東京第一検察審査会宛情報開示請求書

2013/5/22

二度目の質問状に対し、東京弁護士会から回答を頂きました。

東京弁護士会からの回答

2013/6/3

東京弁護士会問題につきまして、東京新聞「こちら特報部」に、「陸山会事件虚偽報告書元検事に『不起訴不当』」「審査員への助言は元検察幹部」「検審の議決を誘導」「公正 疑われる人選」「開かれた司法に逆行」と見出しのついた大きな記事が出ました。

東京新聞記事の前文から

2013/6/5

東京新聞の記事を受けまして、東京弁護士会に三度目の質問状を出させて頂きました。

東京弁護士会宛公開質問状(再)

2013/6/14

三度目の質問状に対し、東京弁護士会から回答を頂きました。

東京弁護士会からの回答

驚くべきことに、東京弁護士会では会議などにかけず、会長が独断で「合理的」と称する方法で審査補助員を「原則として」当該名簿から選んでいるという驚愕の事実がわかりました。

2013/6/25

6月14日付回答書に対して、東京弁護士会に三度目の質問状を出させて頂きました。

東京弁護士会宛公開質問状(その4)

2013/7/10

四度目の質問状および、その確認状に対し、東京弁護士会から回答を頂きました。

東京弁護士会は、田代政弘元検事、佐久間達哉元特捜部長、木村匡良元主任検事への虚偽有印公文書作成及び行使、田代政弘元検事の偽証についての検察審査会申立についての補助弁護人を推薦するにあたって、澤新弁護士が、常議員会や推薦委員会にかけることも招集することもなく、会長と副会長だけで、決定したことを明らかにしました。

 また、澤新弁護士は、小石川高校で三年間にわたり、該当事件に関係する小沢一郎衆議院議員と同級生であった。これは、そのときの人間関係によっては審査補助員としての職務遂行の公正さに影響を与える事実であるが、澤弁護士を推薦するにあたり、「適切かつ公正に推薦」(会規2条1項)することを担保するため、澤弁護士に対し、問題の事件について補助弁護士を忌避すべき事由があるか否かの確認を行わず、また、澤弁護士も、上記同級生であった旨の申告をしなかったことを認めました。

 また、澤新弁護士が、検察高官出身であるだけではなく、自らの検察高官の地位・権力によって私的利益を図ったことが疑われる不祥事(具体的には、身内の脱税に際し、検察の封筒を使って、税務当局に圧力をかけたことが問題になった)で、「その地位を不当に使ったのではないかとの疑いが生じる恐れがあり、不適切な行為」として戒告処分を受け、辞職した人物であり、その際には、「検察全体の名誉にかかわることで、申し訳なかった」と話している、いわば、検察に対し、脛に傷を持っている人物である事実を知ったうえで、この経歴を考慮して、あえて、選任したことを明らかにしました。

東京弁護士会からの回答

2013/7/24

東京第一検察審査会事務局より、当会が請求していた資料のうち、一部が開示されました。

2013/7/31

検察審査会によって、不起訴不当決議が出ていた田代政弘元検事の虚偽有印公文書作成及び行使、偽証について、本日付けで、最高検察庁は再度の不起訴を出しました。

東京地方検察庁元特捜部検事に対する虚偽有印公文書作成等事件の処分について

2013/8/1

昨日、田代再不起訴を受けて、いくつかのメディアより、当会からの公式コメントを求められました。その際に話した内容の概略を以下に掲載いたします

  • まず、最高検は、今回の不起訴に関して、告発人であり、且つ、申立人である当会代表八木に対して、不起訴通知書は送付したが、メディアに配布した不起訴説明書(前日のリンクにある「東京地方検察庁元特捜部検事に対する虚偽有印公文書作成等事件の処分について」のこと)は、開示できないとのことであった。そこで、当会は、良心的で協力的な記者の方のご協力で、その内容を入手することができた。
  • この不起訴内容は、田代元検事を拘束したわけでもなく、石川議員に対する聴取すらおこなわず、到底、捜査を尽くしたとはいえないもので、まさに、先に結論ありきの、以前の最高検察庁報告書以上に詭弁に満ちたものであり、検察審査会の議決書の内容を無視し、踏みにじるものである。議決から3ヶ月の間は捜査をしたのではなく、単に、参院選の後を狙ったものと考える。
  • 一方で、検察審査会も、検察を審査する会として、このような検察の不祥事にあっては、検察が隠蔽に走ることを想定することは容易であった。起訴相当議決ではなく、不起訴不当議決を出した段階で、ある意味、結果は見えていたわけであり、素人といえど、その程度のことが見抜けなかった審査員の方の責任は重大である。
  • 一方、この、社会的関心も高い事件においての検察審査会において、元検察高官であり、しかも臑に傷を持つような、到底公正とは言えない経歴の人物を、あえて会議にもかけずに、会長と副会長の独断で推薦を行った東京弁護士会の責任も、検察の意を受けたと誤解を受けても仕方がない人選であり、追及されるべきである。

2013/8/2

検察審査会が不起訴不当決議を出し、検察が再捜査を行っていた事件の不起訴通知が、本日、郵便で当会に届きました。尚、最高検に、「東京地方検察庁元特捜部検事に対する虚偽有印公文書作成等事件の処分について」を告発者にも正式に公布するよう要請いたしましたが、「あくまでもメディア向けの資料なので、一般人には出せない」と、正式に拒絶されました。

処分通知書(当会に届いたもの)