健全な法治国家のために声をあげる市民の会

シンポジウム「検察、世論、冤罪」

 2011年5月23日、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科主催、当会協力(コーディネート)という形で、緊急シンポジウムを開催させて頂きました。
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  • 会場:明治大学アカデミーコモン3階アカデミーホール
  • 主催:明治大学大学院情報コミュニケーション研究科
  • 協力:健全な法治国家のために声をあげる市民の会
  • 総合司会: 江下雅之(明治大学情報コミュニケーション学部教授)
  • 司会:   岩上安身(フリージャーナリスト)
  • パネリスト:郷原信郎(名城大学教授・弁護士・「検察の在り方検討会議」委員)
          山下幸夫(弁護士・元最高検察庁アドバイザー)
          山口一臣(週刊朝日前編集長)
          八木啓代(作家・「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表)
  • サプライズ:市川 寛(弁護士・元検事)
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 準備期間わずか2週間という、あまりにも急に開催を決定したイベントにもかかわらず、たいへんご多忙なスケジュールの中、当会の活動にご注目頂いておりました郷原先生、山下先生、山口一臣氏、岩上安身氏に貴重なお話をお伺いすることができました。また、明治大学情報コミュニケーション学科の江下先生並びに皆様方、ボランティアの方々、本当にありがとうございました。

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 しかし、なんといっても、当日、サプライズ・ゲストとして登壇し、検察の問題に関して、自ら冤罪事件にかかわった元検事の立場からの内部告発と言ってよい貴重な証言をして下さった当会の特別会員、市川寛さんの語られた内容は、ご来場の方たちだけではなく、ネット中継でごらんになっていた多くの方々に大きな波紋を投げかけました。

 この市川さんのお話は、検察問題に関する重要な問題提起になったと思います。葛藤の中で、検察の改革のために腹をくくって実名顔出しでTV出演され、さらにこのシンポジウムで驚くべき事実を語って下さった彼の勇気と誠実さを称えたいと共に、当会では、全力をあげて、彼を護り、バックアップしていきたいと思います。
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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(写真:岡部好)

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