2012年10月9日、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科主催、当会協力(コーディネート)という形で、緊急シンポジウム第4弾を開催させて頂きました。
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「『権力のウソ』すべて暴きます。」と銘打って毎日新聞出版から出版された「検察崩壊 失われた正義」。虚偽報告書問題をぶった斬って、発売1ヶ月で5刷りという好評を博しております。これに関連いたしまして、2012年10月9日、第4弾シンポジウムを開催いたしました。
検察審査会で審査中のまさにこの問題を、当事者達が熱く語ります。 また、特別ゲストとして、元経営改善コンサルタントで現在、一審で有罪実刑判決、控訴審で控訴棄却を申し渡され、最高裁に向けて係争中の佐藤真言氏にご登壇頂き、検察が普通の市民に刃を向けたときの怖ろしさについて語って頂きました。
また、後半では、大ベストセラー「戦後史の正体」著者の孫崎享先生をお招きして、検察問題をどう見るかという点について、郷原弁護士と対談して頂くという盛りだくさんな内容でした。
写真:岡部好
今回も、例のごとく、準備期間も一ヶ月以下という、急なイベントでありましたにもかかわらず、たいへんご多忙なスケジュールの中、小川敏夫参議院議員・元法務大臣、石川知裕衆議院議員、郷原信郎先生、孫崎享先生、岩上安身氏に、ご参加頂きました。また、明治大学情報コミュニケーション学科の江下教授並びに皆様方、ボランティアの方々、本当にありがとうございました。
第一部では、小川元大臣に、検察・法務省と法相の関係について貴重なお話を伺ったほか、石川議員から、取調べに録音機を持ち込んだ経緯や事実と異なる報告書の問題点を伺い、そして、立件そのものに疑問があるような事件において、一審有罪実刑、控訴審で控訴棄却を受けた中も最高裁に向けて戦い続けておられる、元経営改善コンサルタント佐藤真言さんからは、検察が普通の市民に刃を向けた時の怖ろしさを語っていただき、本当にありがとうございました。
また、後半では、「戦後史の正体」が大ベストセラーとなって注目を集めておられる孫崎享先生から、検察と戦後史の関係の見方、また、それに対する郷原信郎弁護士の反論など、ちょうど盛り上がってきたところで時間切れタイムアウトとなり、ぜひ近々の議論の継続をとの流れになりました。
(写真:岡部好)
当日の動画は以下でご覧になれます。